EXPERIENCE
【秋季限定】浜名湖でよみがえる江戸の旅路 「今切の渡し」と宿場町散策
舟に揺られ、新居の町を歩き、関所を訪れる―――
約400年前の旅人と同じ景色を辿る、歴史ロマンあふれる体験へ。
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- 季節
- 秋
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- 日程
- 10月5日(日)~12月7日(日)の毎週日曜日(※10月26日(日)及び11月30日(日)を除く) ①9:15~12:00 ②12:30~15:15
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- 人数
- 2名~10名 定員に達するまで受付 ※乗り合いでの乗船となります
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- 料金
- 大人6,000円/人、小人(4歳以上~小学生)3,000円/人 (税込み)
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- 住所
- 【集合場所】弁天島海浜公園 桟橋付近:浜松市中央区舞阪町弁天島3775-2
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- アクセス
- 電車:JR弁天島駅から徒歩3分。 車:東名高速道路 浜松西ICより30分、舘山寺スマートICより25分 ※有料駐車場(410円)
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- 連絡先
- 【体験内容についてのご連絡】株式会社東海トラベル:053-456-3550
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- その他
- 【予約システムに関するお問合せ】(公財)浜松・浜名湖ツーリズムビューロー:053-458-0011 (平日のみ9:00~18:00)
※日曜祝日および時間外は[予約申込はこちら]→[このプランに問い合わせる]からフォームへ入力をお願いします。
返信は翌営業日となりますのでご注意ください。
【注意事項】
▶雨天時も雨具着用の上で体験を実施します。前日13時時点で、翌日催行日に荒天や高温といった警報・注意報が発令されることが見込まれる場合、またはその他舟の出航が難しいと運航事業者と当財団が判断した際は、中止させていただく場合がございます。
▶気温が高い日は熱中症対策をお願いします。
▶海水で濡れる可能性がありますので、服装や履物にはご注意ください。
▶体験料金には、弁天島海浜公園駐車場料金、JR新居町駅⇔弁天島駅の運賃は含まれておりません。
▶本体験は日本語のみでのご案内となります。
【貸出品】
・ライフジャケット ★幼児サイズからご用意しています。
・笠
「今切(いまぎれ)の渡し」とは
1498年の明応地震などの大災害によって、浜名湖と遠州灘を隔てていた砂洲が決壊し、湖が海とつながった水道を指します。この場所は「今、切れた」という意味から「今切(いまぎれ)」と呼ばれるようになりました。
1600年、徳川家康は東海道の要衝として浜名湖畔に「新居関所」と渡船場(とせんば)を設置。ここでは、江戸へ入る武器や、江戸から西へ向かう女性(出女)に対して厳しい取り締まりが行われました。
江戸時代を通じて、この水道を渡るために使われた舟が「今切の渡し」です。
体験内容
体験では、現代に唯一残る渡船場「北雁木(きたがんげ)」(浜松市中央区舞阪町)と、日本で唯一現存する江戸時代に建てられた関所建物である「新居関跡」(湖西市新居町)を結び、江戸の旅路を再現します。
歴史ロマンあふれる浜名湖で、江戸時代へタイムスリップするような体験をお楽しみください。
1.舟で歴史の舞台へ、出航
湖上に立つ赤いシンボルタワーと青い海、水のきれいな浜名湖とを見渡せる最高の立地にある弁天島海浜公園にお集まりいただきます。
浜松駅から在来線で3駅の「JR弁天島駅」南口を出て徒歩3分、お車の方は隣接して駐車場があります(有料410円/日)
- 赤いシンボルタワーと弁天島全景
- 弁天島海浜公園の桟橋付近
江戸時代、舞坂宿には「今切の渡し」の渡船場が3 か所あり、雁木(がんげ)と呼ばれていました。南は庶民や荷物の乗降、中央は武士、そして北は大名や幕府役人といった身分の高い人々が利用。
そのうち現代に唯一残っているのが「北雁木(きたがんげ)」です。
このツアーでは、北雁木に舟を近づけて船上から見学し、さらに浜名湖のシンボル「弁天島シンボルタワー」にもご案内します。
その後、新居宿へと向かっていきます。狭い鉄橋をくぐり抜け、趣のある船溜まりの風景を見ながら水路を進みます。
弁天島遊船組合によるガイドを聞いて、歴史を感じながら、水上から特別な風景を楽しめます。
2.洲崎(すさき)橋にて、下船
洲崎橋は、新居関所や宿場町散策へと続く玄関口として、今も訪れる人々をあたたかく迎え入れます。
ここでは、新居古里(ふるさと)ガイドがお出迎えします。
3.新居宿をまちあるき
歴史を感じる旅籠「紀伊国屋」や旧芸者置屋の「小松楼」、寺道など、旧新居宿の町並みをめぐります。
地元ガイドの案内で、歴史と文化の息づく新居宿の魅力をたっぷり体感できます。
途中、「通行手形」作成体験を行い、江戸の旅人気分で新居関所へと向かいます。
- 新居宿 旅籠 紀伊国屋資料館【湖西市指定文化財】
- 小松楼まちづくり交流館
4.通関体験・旅衣装体験
日本で唯一現存する「新居関跡」に入場し、実際に歩いて見学することができます。
このツアーでは特別に、当時の旅人さながらに通関審査を受けたり、旅衣装をまとって記念撮影を楽しめます。
まるで江戸時代にタイムスリップしたような特別な体験が待っています。
1600 年(慶長5 年)、今切渡船場のそばに設置された新居関所。地震や津波によって何度も移転しましたが、1708 年(宝永5 年)に現在の場所に落ち着きました。ここは 日本で唯一、当時の関所建物が現存する貴重な場所 です。江戸時代、旅人は「今切の渡し」で浜名湖を舟で渡り、新居関所で通関審査を受けました。特に厳しく取り締まられたのが「 出女」 と「 入鉄砲」。女性の無断外出や江戸への武器の持ち込みを防ぐための制度でした。
厳しい審査を通過した旅人だけが、新居宿に入り、ようやく体を休めることができたのです。
- 新居関跡【国指定特別史跡】
- 再現された渡船場
ツアー終了後は、新居関跡横の「観光案内所」を利用してまちあるきや食事、お土産の購入などをお楽しみいただきながら、JR新居町駅からご帰宅ください。
◉JR新居町駅→弁天島駅 所要時間3分。運賃190円/人(大人)
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