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【季節限定:1月~4月】三代にわたり土を耕し、実を結ぶ至福の味わい。笑顔あふれるいちご狩り体験

温暖な気候に恵まれた浜松市。その穏やかな気候と豊かな自然に育まれたいちごは、格別な甘さとみずみずしさを誇ります。浜名湖のほとり、この地で三代にわたり土を耕し、いちごを育て続けてきたのが「かしまハーベスト」。丹精込めて育てた章姫(あきひめ)は、訪れる人々を魅了し、至福のひとときへと誘います。

  • 季節
    冬・春(1月~4月)
  • 日程
    1月8日~4月30日 ※いちごの生育状況により、臨時休園の可能性あり。
  • 人数
    1~10名
  • 料金
    1~3月・・・ 大人(中学生以上)2,400円 小人(小学生)1,900円 幼児(小学生未満)900円   4月・・・ 大人(中学生以上)1,800円 小人(小学生)1,500円 幼児(小学生未満)900円 ※3才未満のお子様は無料
  • 住所
    かしまハーベスト直売所(浜松市中央区呉松町3624)
  • アクセス
    JR浜松駅から遠鉄バス「鳥居先」下車、徒歩5分
  • 連絡先
    【体験内容についてのご連絡】 かしまハーベスト 電話:053-487-0875(直売所直通:080-1584-5002)
  • その他
    【予約システムに関するお問合せ】(公財)浜松・浜名湖ツーリズムビューロー:053-458-0011 (平日のみ9:00~18:00) ※日曜祝日および時間外は[予約申込はこちら]→[このプランに問い合わせる]からフォームへ入力をお願いします。

    【注意事項】
    ・いちごのお持ち帰りはできません。
    ・栽培に使用している土はもみ殻、米ぬかなど自然由来の有機物を使用した有機栽培となっています。
     その為、車いすやベビーカーのハウス内への入場はできませんので、ご許了承いただきますようお願いいたします。
    ・時期により料金が変動します。
    ・本体験は日本語のみでのご案内となります。

 

 

三代続く老舗いちご農園「かしまハーベスト」

 

浜松市街から車を走らせること約30分。いくつものビニールハウスが並ぶ、のどかな風景の中に、かわいらしいいちごとメロンの看板が見えてきます。

 

近くには、かんざんじ温泉もあり、浜名湖周辺の中でも有数の観光地に隣接した立地。行楽シーズンには多くの観光客でにぎわいます。

 

お店の前で出迎えてくれたのは、「かしまハーベスト」園主の宮本さん。

 

かしまハーベストは、宮本さんの祖父の代から三代にわたって、この地でいちご栽培をされています。

 

 

さまざまな作物栽培から、観光農園への挑戦

 

創業者である祖父は、当時はまだ「いちご狩り」という言葉すら一般的ではなく、観光農園という概念もほとんど存在しなかった頃にかしまハーベストを開業。

 

もともと桃やぶどう、サボテンなど、多種多様な作物を育てており、根っからの農家であり、それまでは農協や市場の人々とのやり取りが中心でした。

 

観光農園として一般の来園者を受け入れるようになった当初は、お客さまとのコミュニケーションにも苦心したといいます。

 

また来園者も勝手が分からず、戸惑うことが多かったといいます。中には、いちごを大量に持ち帰ってしまう人もおり、苦労の連続だったそうです。

 

 

 

土へのこだわり、章姫への愛情

 

「かしまハーベスト」は、昔ながらの「土耕栽培」地面に畝(うね)を作り、直に苗を植える方法です。

 

近年いちご狩りは、地面より高い位置で栽培する「高設栽培」が主流になってきていますが、土耕栽培にこだわるのは、もともと作り慣れているスタイルというのもありますが、祖父の代から耕してきたこの土地で1番になれるよう勝負したい、という宮本さんの想いがあります。

 

先代たちが築き上げてきた土壌と技術を継承し、さらなる高みを目指します。

 

 

かしまハーベストで栽培している品種は、章姫のみ。章姫は、果肉が柔らかく、甘みが強いのが特徴です。

 

もみがらや米ぬかなどの有機肥料を使い、土づくりからこだわった自慢の章姫。口に入れた瞬間に広がる甘さとジューシーさは、まさに自然の恵みそのもの。

 

しかし、かしまハーベストのいちご狩り体験は、ただおいしいいちごを味わうだけではありません。お客さまに最高のひとときを過ごしていただきたいという想いから、バルーンなどの楽しい仕掛けが子どもたちを盛り上げます。

 

お客さまの「おいしい」は十人十色。だからこそ、いちご狩りという体験そのものを楽しんでいただき、その思い出の中に、うちのいちごがそっと寄り添えたら嬉しいんです、と宮本さん。

 

 

家族でゆっくりと楽しめる、至福のひととき

 

かしまハーベストのいちご狩りの体験時間は1時間。一般的に30分のところが多い中、1時間に設定しているのは、小さな子ども連れのファミリーにゆっくりと楽しんでほしいという想いからです。

 

小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では30分だとどうしても慌ただしくなってしまいますが、1時間もあればゆっくりと時間をかけていちごの味を堪能できます。休憩しながら、たっぷり新鮮ないちごを楽しめそうです。

 

 

 

温かい雰囲気に包まれる園内

 

「お客さまが楽しんで、思い出に残るいちご狩りを提供したい」

 

その言葉通り、園内には温かい雰囲気が漂い、訪れる人々を笑顔にします。

 

リピーターが多いのも、かしまハーベストの魅力の一つ。

 

結婚前に訪れたカップルが、子どもを連れて再訪したり、子どもが成長していく様子を見ることが、宮本さんにとっては何よりの喜びだといいます。

 

体験内容

 

所要時間は1時間。園主の宮本さんから、いちご狩りについて説明を受け、ビニールハウスへ。中には、荷物置きや、腰掛けもあるので、ゆっくり滞在できます。

 

いちごにかける練乳や、カップも用意されています。体験の途中で、宮本さんがバルーンを用いて、いちごやキャラクターの形のバルーンを作ってくれるので、小さなお子さんも飽きずに楽しめます。

 

また、スーパーなど、他ではなかなか食べられない完熟いちごの見分け方を教えてくれるので、ぜひそれを参考にとびきりおいしいいちごを探してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガイド紹介

 

観光農園かしまハーベスト 宮本 俊博さん

 

 

浜松市出身。東京農業大学卒業後、家業を継ぐためUターン。試行錯誤を重ねながら、「お客様にもっと喜んでいただきたい」という一心で、土作りからこだわって、いちご作りに取り組んでいます。「かしまハーベスト」は、いちごが甘いだけじゃない、幸せな記憶を呼び起こす、とっておきの場所になることを目指し、日々挑戦中です。

 

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