やらまいかツーリズム

EXPERIENCE

Culture

【毎週土曜日開催】暮らしのそばにある技術に触れる、湖西市新居町のアイアン工房で『溶接体験』

金属と金属をつなぎ、かたちを生み出す「溶接」。専門的で難しそうなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、湖西市新居町にある「アイアン工房Shouma」では、モノづくりやDIYが好きな方をはじめ、初心者や子どもでも安心して挑戦できる溶接体験を楽しむことができます。ここで体験できるのは、火花がほとんど飛ばないTIG溶接。安全性が高く、繊細な作業ができる溶接方法で、初めての人でも金属加工の世界に一歩踏み出すことができます。

  • 季節
    通年 ※夏7・8月以外
  • 日程
    毎週土曜日 10:00〜12:00/13:00〜15:00 所要時間 約120分
  • 人数
    1名~4名
  • 料金
    3,300円(税込)/人(個) ※対象は小学生以上
  • コース
    説明と工場見学 約20分 → 「アイアンシェルフ」作り体験 約100分
  • 住所
    アイアン工房Shouma:静岡県湖西市新居町浜名2412
  • アクセス
    浜名バイパス「大倉戸IC」(バッテリーロード南出入口)から車で1分、駐車場あり
  • 連絡先
    【体験内容についてのご連絡】アイアン工房Shouma:053-576-0678
  • その他
    【予約システムに関するお問合せ】(公財)浜松・浜名湖ツーリズムビューロー:053-458-0011 (平日のみ9:00~18:00) ※日曜祝日および時間外は[予約申込はこちら]→[このプランに問い合わせる]からフォームへ入力をお願いします。


    【貸出品】
    ・作業着(大人用) または エプロン
    ・防護マスク
    ・軍手

    【注意事項】
    ・本体験は日本語のみでのご案内となります。
    ・中学生以下の申込の際は必ず保護者がご同行ください。
    ・工場見学時は、工場内や機械の撮影はお控えください。体験時は、体験内容のみ撮影可能です。
    ・動きやすく汚れてもいい服装とスニーカー等の靴(サンダルはNG) でお越しください。

    【溶接についての注意事項】
    溶接時には溶けた高温の金属や火花が飛ぶことがあり、また工房内には危険性を伴う機械や工具がありますので、必ず工房の方の案内に従って体験ください。事故や怪我など、起こることのないよう安全に十分配慮しておりますが、万が一の怪我につきましては自己責任とさせて頂きますのでご了承ください。

 

 

 

手を動かして知る、金属加工の世界

 

浜名湖の西岸、静岡県湖西市新居町にある「アイアン工房Shouma」。近年新しく整備された、通称バッテリーロード沿いに位置し、浜名バイパス大倉戸ICからもほど近い場所です。

 

住宅や田畑の合間には、小さな工場や工房が点在しており、日々の暮らしのすぐ隣に「つくる現場」がある、湖西市らしい風景が広がっています。

 

 

アイアン工房Shoumaは、アルミ・ステンレス・チタンなどの非鉄金属を専門に扱う笙磨(しょうま)溶接を母体としています。高度な技術が求められるTIG溶接を得意とし、その技術を暮らしの中へとつなげる場として生まれました。

 

 

工房では、アイアンと木のぬくもりを組み合わせた家具やインテリア、雑貨などのオーダーメイド製作のほか、「みんなの溶接屋さん」をコンセプトに、溶接体験ワークショップや溶接レンタルスペースも展開。

 

 

専門職の世界にあった溶接を、もっと身近に。そんな思いが、工房の空気からも自然と伝わってきます。

 

 

ここで体験できるのは、溶接という少し特別な技術です。熱を扱う工程ではありますが、防具一式が用意されており、代表の笹瀬さんやスタッフが常にそばで見守るため、初めての方でも安全に取り組むことができます。

 

工場見学から始まる、非日常の時間

 

体験はまず、工場内の案内からスタートします。普段、溶接の仕事が行われている現場を間近に見学し、金属の音や匂い、整然と並ぶ工具や素材を見ることで、これから始まる体験への期待が高まります。

 

普段なかなか立ち入ることのない工場という空間そのものが、すでに特別な時間です。

 

 

木と鉄、手仕事から生まれるかたち

 

制作するのは、小さなアイアンシェルフ。まずは天板となる木材に、蜜蝋ワックスを塗り込み、しっとりとした質感に仕上げていきます。

 

 

木材にワックスを塗り込み、手を動かすうちに、少しずつ気持ちが整っていきます。

 

 

乾燥を待つあいだに、いよいよ溶接の準備へ。溶接面を身につけ、金属加工の世界に足を踏み入れます。

 

静かな火花で、かたちをつくる

 

用意されているのは、太さ6mmの丸棒。あらかじめ寸法通りに切断された4本の棒を、溶接して2つのフレームをつくります。

 

 

TIG溶接は、アークの光を見ながら、金属同士が静かにつながっていくのが特徴。激しい火花はなく、集中して作業に向き合えるため、初めてでも恐怖感が少ないのが魅力です。

 

 

丁寧なサポートを受けながら、一点ずつ溶接していく時間は、「つくる」という行為そのものに没頭できる、贅沢なひとときでもあります。

 

 

笹瀬さんが大切にしているのは、「溶接を特別な人のものにしない」という考え方。普段の暮らしではあまり触れる機会のない技術だからこそ、できるだけ気軽に、身近に感じてほしいと話します。

 

 

その思いもあり、この工房には家族連れだけでなく、DIYや軽い溶接を趣味にしている男性も多く訪れています。金属がつながる手応えと、道具を操る動きに集中する時間は、職人の仕事に触れているような感覚を味わわせてくれます。

 

 

また、小・中学生の職業体験として訪れた子どもたちや、進路に迷いながら工房を訪れた学生もいます。火花を目にし、自分の手で金属をつなぐ体験が、ものづくりを身近な未来として思い描くきっかけになっています。

 

仕上げの塗装と、完成の瞬間

 

溶接が終わったフレームは、スプレーで塗装し、乾燥させて仕上げます。マットな質感のアイアンが、ぐっと表情を変える瞬間です。

 

 

最後に、完成したフレームと木の天板を組み合わせれば、世界にひとつだけのアイアンシェルフが完成。自分の手で金属をつなぎ、かたちにしたという実感とともに、静かな達成感が胸に広がります。

 

 

暮らしの中で、体験が息づく

 

完成したシェルフは、玄関やキッチン、デスク周りなど、暮らしの中で気軽に使えるサイズ感。使うたびに、溶接面越しに見た光や、金属の感触、工房で過ごした時間がよみがえります。

 

「溶接は特別な人のもの」そんな思い込みをやさしくほどき、ものづくりの楽しさを教えてくれるアイアン工房Shoumaの体験。火と金属に向き合う静かな時間は、日常から少し離れ、自分の手の力を確かめる、心に残る体験になるはずです。

 

 

体験内容

 

体験時間は約120分。事務所で説明を受けた後、工房内の見学からスタートします。実際の作業環境や道具を間近に見ながら、モノづくりの現場に触れていきます。

 

その後、木材に蜜蝋ワックスを塗り込み、素材の表情が変わっていく様子を体感。続いて、TIG溶接によるアイアンフレームの制作に挑戦します。

 

仕上げの塗装と組み立てまでを行い、ひとつの作品が完成するまでの工程を一通り体験できます。

 

火花の少ないTIG溶接を採用しているため、初心者やお子さまでも安心して参加できるのも特徴です。笹瀬さんの丁寧なサポートのもと、本格的な溶接に挑戦しながら、アイアンシェルフを完成させます。

 

ガイド紹介

 

笙磨溶接 代表 笹瀬 優介さん

湖西市新居町出身。精度が求められる溶接の現場に携わるかたわら、溶接をもっと身近に感じてほしいとの思いから、アイアン工房Shoumaを開設。工房では、火花の少ないTIG溶接を用いた体験や、一般の方やDIYを楽しむ人が自由に使える溶接レンタルスペースをひらき、初心者や家族連れも安心してものづくりに触れられる環境を整えています。

Access Map

Recommended Experienceおすすめの体験