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あなただけの煌めきを手元に。日本の伝統工芸「蒔絵-まきえ-」体験

創業から約180年。浜松市浜名区貴布祢にある「ぬしや仏具店」は由緒あるお店でありながら、カフェやガラス張りの工房を併設するなど、開かれた空間づくりに取り組んでいるお店です。伝統工芸【蒔絵‐まきえ‐】とは、仏具にも用いられる「漆で絵を描き、その漆が乾く直前に金粉を蒔いて、絵を美しく表現する技法」です。蒔絵体験で、世界に一つしかないあなただけの色が煌めく一品を作りませんか?
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浜松市北部の落ち着いた街並みに立地する「ぬしや仏具店」

JR浜松駅から北に車で約30分。遠州鉄道・美園中央公園駅のすぐ近くに「ぬしや仏具店」があります。仏具店と聞いて敷居が高く感じる方もいるかもしれませんが、1階にはカフェが併設されていて、どなたでも気軽に訪れることができる雰囲気が特徴です。

 

江戸時代末期から続く「漆塗り」

嘉永年間から代々漆塗りと金箔を生業としてきた長い歴史を持つ店です。屋号の由来は「塗師屋(ぬりしや)」が転じて「ぬしや」と呼ばれるように。

塗りや金箔を身近に感じていただきたいと2023年に店舗を改装し、1階に「ぬしやcafe」をオープン。さらに工房をガラス張りにして、職人さんの技を自由に見学できるようになっています。

 

「蒔絵-まきえ-」体験で伝統技法に触れる

漆で絵を描き、その漆が乾く直前に金や銀の粉を蒔(ま)いて、さまざまな図柄を表現し、仏具や器を彩るのが「蒔絵-まきえ-」。1300年前の奈良時代から伝わる、シンプルにして繊細な技法です。

ぬしや仏具店では、この貴重な技法「蒔絵-まきえ-」を使って、自分だけのひと品をつくることができます。

 

 

 

体験内容

 

初めに、蒔絵の歴史や文化などの紹介があります。そのあとに、自分で材料や絵柄を選んで塗りの作業。乾燥の時間には1階のカフェでドリンクを楽しみながら、工房の見学もできます。

全体の所要時間は1時間30分ほどです。(天候や気温によって乾燥時間が前後する可能性がございます。お時間に余裕を持ってお越しください)

 

1.蒔絵の歴史や文化などの紹介

2.蒔絵の材料・絵柄を選ぶ

花台、菓子器、コースター、アクセサリー置台、ネックレス、ブローチなどなど8種類の材料と、16種類の絵柄から、お好きなものを選びます。

材料は、大きい銘板(11cm×17.5cm)に変更することも可能です。(オプション別途2,000円/現地支払い)

 

 

3.絵柄の位置を決めて、マスキングする

絵柄がシールになっているので、材料に貼り付けて絵柄の位置を決めます。絵柄以外の場所が汚れないようにマスキングテープでカバーします。

 

 

3.カシュ―を塗り、乾燥させる

職人が使う漆は肌に触れるとかぶれることがあるので、代替品の「カシュ―」を塗ります。

 

 

4.休憩・工房見学(1ドリンク付き)

カシュ―が乾燥するまでの間40分程度、カフェで特製スムージーやコーヒーを飲みながら休憩できます。カフェにはガラス張りの工房が併設されているので、タイミングが合えば金箔押しなど細やかな職人技を間近で見学できます。

 

 

5.粉を蒔く(色を付ける)

6色の粉(メタリックパウダー)から自分の好きな色を選んで蒔きます。グラデーションや色の濃さなど、熟練の職人と相談しながら進めることができます。

 

 

6.シールをはがして完成

粉を蒔き終わったら、自分でマスキングとシールをはがして完成です。アクセサリーの場合は、お店の方が金具をつけてくれます。

 

 

完成した作品は、お持ち帰りいただけます。ネックレスにしたり、かばんにつけたり、花台にしたり・・・あなたの身近な場所で煌めき、寄り添ってくれます。

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