やらまいかツーリズム

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遠州綿紬と張り子でつくる、世界にひとつの招き猫

浜松に受け継がれてきた伝統織物「遠州綿紬(えんしゅうめんつむぎ)」。ぬくもり工房では、ものづくりの過程で生まれたはぎれを使い、自分だけの招き猫をつくる体験を楽しめます。色や柄を選び、張り子の招き猫を思い思いに彩る時間は、大人も子どもも思わず夢中になるひととき。遠州綿紬の魅力や背景にふれながら、手仕事のぬくもりを感じてみませんか。

  • 季節
    通年
  • 日程
    (月曜日のみ)午前 10:30〜 (土・日・月曜日)午後① 15:00〜 (土・日曜日)午後② 16:00〜
  • 人数
    2~8名
  • 料金
    3,000円/人→いまだけ体験料金より観光キャンペーンの地域クーポン適用で2,000円/人
  • コース
    約60分
  • 住所
    遠州綿紬 ぬくもり工房:静岡県浜松市浜名区染地台3-12-25
  • アクセス
    車:浜松駅より約40分  電車:遠州鉄道西ヶ崎駅下車、タクシーで約10分
  • 連絡先
    【体験内容についてのご連絡】遠州綿紬 ぬくもり工房:053-545-6391
  • その他
    【予約システムに関するお問合せ】(公財)浜松・浜名湖ツーリズムビューロー:053-458-0011 (平日のみ9:00~18:00)
    ※日曜祝日および時間外は[予約申込はこちら]→[このプランに問い合わせる]からフォームへ入力をお願いします。

    【注意事項】本体験は日本語のみでのご案内となります。

 

 

 

「日本の縞」を今につなぐ、ぬくもり工房

 

浜松市浜名区染地台の閑静な住宅街に佇む「ぬくもり工房」。店内には色とりどりの遠州綿紬や小物が並び、浜松に受け継がれてきた伝統織物を身近に感じることができます。

 

 

遠州綿紬の歴史をたどると、浜松市内にある初生衣神社(うぶぎぬじんじゃ)へとさかのぼります。七夕伝説で知られるこの神社では、平安時代末期から800年以上にわたり、この地で織られた絹織物「御衣(おんぞ)」を伊勢神宮へ奉納してきました。

 

時代とともに素材は絹から綿へと移り変わり、遠州地域は綿織物の産地として発展。こうして生まれたのが、遠州綿紬です。

 

 

やわらかな風合いと繊細な縞模様が特徴の遠州綿紬。ぬくもり工房では「日本の縞」をテーマに、四季を感じる色柄を展開しています。

 

 

店内には100年以上前に製作された「鈴木式織機製作所製 一挺杼 小巾織機」も展示されており、ものづくりの歴史や文化にふれることができます。

 

 

遠州綿紬との出会いをつくるワークショップ

 

店内で遠州綿紬について学んだ後は、店舗の斜め向かいへ。日本庭園を抜けると、小さな建物が見えてきます。ここで、いよいよ招き猫づくりが始まります。

 

 

 

このワークショップを始めたきっかけのひとつは、ものづくりの過程で生まれるはぎれを活用したいという思いでしたが、理由はそれだけではありません。

 

「伝統工芸という言葉がつくと、それだけで少し敷居が高く感じられてしまうことがあると思うんです」と話すのは店長の入山さん。

 

 

遠州綿紬に興味がある人だけでなく、もっと幅広い人に生地に触れてもらいたい。そんな思いから生まれたのが、この招き猫づくり体験です。

 

「かわいいからやってみたい」「子どもが作りたいと言ったから参加してみた」

 

そんな気軽なきっかけから遠州綿紬に出会ってもらえたら。ワークショップにはそんな願いが込められています。

 

 

参加者の年齢層は幅広く、小さなお子さんからご年配の方までさまざま。ぬくもり工房では毎月介護施設でもワークショップを行っており、「実家が織り屋だったよ」と懐かしそうに話してくれる方もいるそうです。

 

子どもたちにとっては新しい発見の場であり、ご年配の方にとっては昔の記憶をたどる時間でもある。世代を超えて遠州綿紬にふれるきっかけをつくっています。

 

 

色とりどりのはぎれから、生地を選ぶ

 

テーブルの上には、さまざまな大きさの生地が並びます。箱をのぞき込みながら、「これかわいい」「こっちもいいね」と会話を弾ませる参加者たち。どの生地を選ぶか考える時間も、この体験の楽しみのひとつです。

 

 

用意された生地の中には、小さなはぎれだけでなく、大きめのはぎれもあります。

 

「会社として製品をつくる場合、このくらいの大きさの布は意外と使いにくいんです。色合わせを考えたり、糸を用意したり、発注書を書いたりと手間がかかってしまうので。でも捨てるにはもったいない大きさなんですよ。だからワークショップや、お手玉づくりなどで活用しています」と、入山さん。

 

ものづくりの現場から生まれたさまざまな生地を前に、思い思いの組み合わせを考える時間が続きます。

 

 

世界にひとつの招き猫づくり

 

はぎれを好きな形に切り抜き、張り子の招き猫に貼り付けていきます。裏面がシールになっているため、使う道具は基本的にはさみだけ。小さなお子さんでも気軽に参加できます。

 

 

今回使用する張り子も、遠州綿紬と同じように、かつて農家の人々が農閑期の冬に手がけていた伝統的な手仕事のひとつ。今回の体験では、遠州綿紬と張り子という二つの伝統的な手仕事にふれることができます。

 

 

生地選びのときは楽しそうに会話していた参加者たちも、制作が始まると次第に真剣な表情に。生地の組み合わせや顔の表情を考えながら、黙々と手を動かします。

 

はさみで切って貼るだけのシンプルな作業ですが、生地の組み合わせや配置によって印象は大きく変わります。気付けば時間を忘れ、それぞれが思い思いの作品づくりに没頭していました。

 

完成した作品を並べてみると、一つとして同じものはありません。かわいらしい表情の猫もいれば、ユニークな模様の猫も。それぞれの感性がそのまま表れた、世界にひとつだけの招き猫が完成します。

 

 

遠州綿紬の巾着に入れて、お持ち帰り

 

成した招き猫は、遠州綿紬の巾着に入れて持ち帰ることができます。巾着もお好きな柄を選べるため、最後まで「どれにしよう」と迷う楽しさが続きます。

 

体験が終わった後は、店内で遠州綿紬を使った小物や雑貨を見て回るのもおすすめ。遠州綿紬ならではの色や柄にふれながら、お土産選びを楽しめます。

 

 

 

体験内容

 

体験は約1時間。まずは店内で、100年以上前に製作された機織り機を見ながら、遠州綿紬の歴史や特徴について説明を受けます。

 

その後、店舗の斜め向かいにある庭政さんの日本庭園を抜け、小さな建物へ。落ち着いた空間の中で、遠州綿紬やものづくりの背景にふれます。

 

体験では、大小さまざまなはぎれの中からお気に入りの色や柄を選び、張り子の招き猫を制作。

 

完成した世界にひとつだけの招き猫は、遠州綿紬の巾着に入れて持ち帰ることができます。旅の思い出や贈り物にもぴったりな、手仕事のぬくもりにふれる体験です。

 

 

 

 

ガイド紹介

 

ぬくもり工房 店長 入山 ひかるさん

 

浜松市出身。現在は店長として店舗運営を行うほか、ワークショップやイベントを通じて、遠州綿紬の魅力を幅広い世代に伝えています。伝統工芸を身近に感じてもらえるよう、気軽に楽しめる体験や発信を大切にしています。

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